タクシー運転手に向かない人の特徴

タクシー運転手に向かない人の特徴

前回の記事「タクシー運転の仕事手に向いている人の特徴とは」ではタクシー運転手の仕事に向いている人の特徴を書きました。

 

今回は逆にタクシー運転手の仕事に向いていない人の特徴書きたいと思います。

 

タクシー運転手という職業は、第二種の免許証さえ取得していれば、男女問わず、年齢もある程度広い範囲内で許容される、比較的つぶしが利くタイプの仕事です。

 

という訳かどうかは定かではありませんが、自身の事情により50歳を過ぎてからやり始める方も多い仕事といえるでしょう。

 

受け皿の広いタクシー運転手の仕事ですが、かといって全ての人がマッチする仕事かどうかはその人その人の考え方や主観による部分もあります。

 

では、今回はタクシー運転手としてやっていくには、ちょっと難しいだろうな、と思われる特徴を紹介していきたいと思います。

 

人に使われるのが嫌な人

タクシー運転手という仕事は、気持ちの持ちよう一つで、誰でもできる仕事だと思います。

 

第二種の普通免許の取得も真面目に普通に教習所に通えば取れます。その後の地理試験等も普通に勉強すれば通ります。仕事に就くための条件は、ある程度の時間を用意すれば実現するはずです。

 

問題は、やはりメンタル面でしょうか。タクシー運転手の業務の特徴上、最も顕著なのが狭い空間内にいるのは自身とお客様だけ、という事です。

 

なので、否が応でも双方のコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションの取り方がまずい人はタクシー運転手を続けようと思っても、うまく運ばない事態になってしまうでしょう。

 

お客様側の問題

この問題は自身とお客様の双方に問題があります。まず、お客様側。タクシーの仕事が客商売である以上、立場的にはお客様が当然ながら上です。これは崩しようのない現実です。

 

そのような状況下にあって、タクシーにお乗りになるお客様というのはほとんどが初めての人ばかりでしょう。年数が経てば何回か同じお客様に当たる可能性もありますが、大抵の場合は初めてのはずです。

 

何が言いたいのかと申しますと、固定客でない新規客ばかりをずっと扱う事の難しさです。

 

初対面の人への礼儀を逸すると、後で思いもよらないクレームが舞い込んでくることになったりもします。しかし、昔からの顔なじみの人であれば、気心も知れていますから、そんなに気を使わなくても済みます。この気遣いが連続して起こる事への神経のすり減りが想像以上にストレスを生む原因となるのです。

 

だから、自身が前職で管理職だとか、人を使う立場の仕事をやっていらっした方が転職してきた場合は、この部分でつまずく事になりやすいのです。

 

つまり、自分をお客様の立場のレベルにまで落とし込めない人だと、この仕事を続けるのは厳しいかも、という事です。

 

お客様にはいろんな方がいらっしゃいます。自分より年下のビジネスマン、主婦、ご年配の方、遊び人、身障者、酔っ払い、などなど。今まで、自分がいた世界と180度違う世界に住んでいる人間と接します。

 

そして、いくらこちらが丁寧に応対しても反ってくる言葉がえげつない場合も多々あります。

 

仕方がないといえばそれまでなのですが、今までいたビジネスの世界は何だったのか!?と思えるほどのギャップです。この部分が気になる方にとったら、結構きつい部分になるでしょう。しかし、タクシー運転手として生計を立てていこうと思うのならば、我慢するしかないのです。

 

 

運転手側の問題

お客様側の問題の裏返しになります。お客様を最優先にする姿勢がない人。

 

こういったタイプの人がタクシー運転手を始めたら、早かれ遅かれ、どこかの段階でトラブルが発生するでしょう。

 

運転手側がお客様の意向を無視してやりたい放題の運転をしてしまったら、それはもうサービス業を行っているのではないでしょう。

 

例えば、お客様に断りもなくエアコンのスイッチを切る。窓を勝手に開ける。夏場なのに自分が寒がりだという理由で勝手にエアコンを切っている。マナーと礼儀がなっていない言動を繰り返す。挙句の果ては、わざと遠回りして料金を稼ぐ、などなど。

 

こういった業務を行う兆候のある方は、恐らく、タクシー会社に属して仕事を続ける事は不可能でしょう。すぐに会社に苦情の電話が入るからです。

 

前職で、上から目線が定着してしまっている人は、タクシー運転手のようなサービスの権化ともいえる仕事には就かない方が時間もお金も無駄にせずに済むと思いますよ。

 

健康状態に自身がない方

意外と見過ごされがちなのが自身の健康状態です。

 

「何だ、健康なら自信があるよ」と息巻く方がほとんどだと思います。50歳前後で健康に自身のない方というのは、あまり見受けませんからね。ところが、タクシー業務を1年やってみるとよく分かるのですが、思いもよらなかった体の不具合が生じてくるのです。

 

まず私事の例で申し訳ないのですが、私の場合は坐骨神経痛を発症してしまいました。原因は長時間に渡る運転姿勢のためです。今までこのような症状になったことがありませんでしたからちょっとショックだったですね。

 

あと多いのは、腰への負担からく腰痛です。皆さんはタクシーの運転なんだから、座っていられるから楽ではないの?と思われるかもしれませんね。ところが、長時間の着座姿勢とういうのは健康上、本当に良くないのです。ひどい場合にはエコノミック症候群の可能性も起こり得ます。

 

適度な運動を行って筋肉の老化を防ぐなどの処置を怠ると、とんでもない結果が待っている可能性もある仕事なのですよ。

 

※50代中高年者の方向けに私の健康法を紹介したサイトも作っていますので参考にしてください。
⇒50代から健康寿命を延ばす ?生涯現役ひでちちのブログ?

 

深夜の仕事に体が馴染まない方

タクシーの仕事の本来の稼ぎ時は夜11時以降から翌日3時前後まで。この深夜の時間帯が最も売り上げが上がる時間帯なのです。業界では「ゴールデンタイム」と呼ばれていました。

 

しかしながら、人間の体というのは太陽が出ている時間帯に活動できるようになっているようで、深夜の時間帯に活動するということは、自然の摂理に反した行為、と体が思い込んでいるようなのです。

 

この摂理に反して活動を繰り返すと、人間の体は自然と蝕まれていくようです。そう、睡魔には勝てない、ということです。

 

タクシー運転手の仕事で最も怖いのは事故。それも人身事故です。事故は昼夜を問わず起こりますが確率的にみれば夜の時間帯の方が圧倒的に多くなるのは疑いようのない事実です。
この事故の恐怖に勝てず、私よりも早くタクシー運転手の仕事から足を洗う同僚もいました。

 

確かに一度でもやってしまえば莫大な補償と人命の危機が背中合わせなのです。そういう意味では、とても安全が確保された仕事とはいえないでしょう。

 

特に深夜の時間帯は言い訳ができないくらい、眠りの誘惑がやってきます。それが運行中に起こるのです。特に深夜の時間帯、刺激の少ない高速道路や真っすぐな一本道などを運行した時の怖さといったら、やってみた者でないとわからない辛さがあります。

 

「自分は夜は弱い」、とおっしゃる方には、タクシー運転手の仕事はとてもオススメできない仕事だと思っています。身の安全が保障されている昼間の仕事を探される事をオススメ致します。

 

 さいごに

如何だったでしょうか?私なりの経験値に基づいたタクシー運転手の仕事に向く人、向かない人のおおよその分類をさせていただきました。

 

どの問題が自分自身にとって重要なのかは、当人にしか分からない事ですので、どうぞ慎重にお考え下さい。

 

しかし、どのような仕事もやってみない事にはその良し悪しは判断がつかないでしょう。なので、ここまでの内容も、おおよその目安の一つだと思っていただけましたら幸いです。

 

タクシー運転手はお乗りいただいたお客様から料金を頂戴している以上、プロ意識に徹せねばなりません。例え、お客様が無理難題を言ってきても、です。

 

ところが、今度は反対に運転手側がやりたい放題でお客様の存在を無視したような仕事をする人が中にはいます。困った問題です。

 

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