タクシー運転の仕事手に向いている人の特徴とは

タクシー運転の仕事手に向いている人の特徴とは

タクシー運転手を職業としてやっていく上で、向く人と向かないだろうな、という人とを分類してみたいと思います。

 

いくら運転が好きでもそれだけの動機でタクシーの仕事は務まるのでしょうか?逆に運転に対して自信はないのだけれど、背に腹は代えられないので是が非でもやってみたい、という思いがあれば出来る仕事なのでしょうか?

 

私の体験談も交えながら書いていくことに致しましょう。

 

タクシー運転手に向く人の特徴

では、まずタクシー運転手としてやっていける人、向いていそうな人の特徴から見ていきましょう。

 

お客様を最優先に考えている

タクシー運転手の仕事は、ただ単に車を運転してお客様を目的地に運ぶだけの仕事ではありません。これだけならただの運送業務です。乗車されているお客様の気持ちがまるでくみ取れないようでは料金を頂く資格はありません。

 

車内の雰囲気はどうなのか?空調は?匂いは?運行中の速度や乗り心地はお客様にとって快適なのか?交通ルールに則った運行を行っているのか?勿論、地理に関してはお客様に不信感を与えるようなものではないか?などなど。

 

どんな乗り物の運転手も、最優先で考えなければならないのは、お客様の事です。お客様の安全が第一、その次が快適性、というように。運転出来て満足っていう自身の思いは最後の最後になるのだ、という考えを理解できている方ですね。

 

自己反省能力がある

どのような仕事もそうですが、やり始めの時は失敗の連続です。その失敗を次の機会にどう生かすか、これが出来るかどうかで周囲からもお客様からも支持される運転手になれるのです。

 

私の実例をちょっと出します。私が勤務していたタクシー会社は一般的なタクシー会社とは違っていて、お客様を見つける作業はGPS機能による予約が100%近い比率を占めていました。
車に備え付けられているGPS予約受動装置によって、予約センターが今、予約をいただいた場所からどの車が最も近いところを走っている車がいるかが一目でわかるようになっていました。

 

概ね、車からお客様のところへの距離は2〜3キロメートル。それを15分以内で到着せねばならないのです。この作業が最初の頃は大変でした。土地勘のない地域ばかりでしたし、車に積んであるナビを頼っても正確性が甚だかけていました。最終手段として、車から降りて走り回って場所を探していました。

 

個人宅のマンションというのは分かりやすそうで、意外と分かりにくい場所が多いのです。昼間でそれですから、夜になったらもっと探しにくかったですね。

 

で、そのお客様を発見するのに10分以上、時間が遅れてしまいました。乗車されてからもお客様の怒りはただ事ではありません。

 

今まで多くのクレームや苦情対応をしてきましたが、こんなに怖かったのは初めてでしたねえ。

 

まあ、おかげで以後、その地域の予約が入った時は割とスムーズに時間内でお客様のところへ行けるようになりましたね。それもこれもあの時の怖かった思いがあったからこそ、だと思っています。

 

人間、同じ失敗を2度も3度もやっていたら、いつまでたっても1人前にはなれません。自己反省をして悪いと思ったところは素直に反省する。この姿勢があるなしではその後の仕事に大きく影響してきますよ。

 

相手のニーズを読み取れる

 

相手、つまりお客様が今、考えておられる事を的確に把握し、お客様の望まれることをスムーズにセンスよくこなしていけば、どんな仕事に就いたとしても、変なストレスを感じずにやっていけると思いませんか?

 

この考え方はお客様だけではなく、会社の上司にも当てはまる行動パターンです。

 

ニーズとは相手が欲している事、実現してほしいと思っていることなどですね。タクシー運転手の業務ならば、真っ先に考えなければならないのは、お客様の望んでおられる事です。

 

お客様は1秒でも早く、目的地に到着したいのか(この件では失敗したことが多々ありました)。時間は急がないので落ち着いて安全運航で行ってもらいたいのか。(まあ、タクシー業務においては、大体がこの二つだと思いますが)

 

最も多いパターンは、早く到着してくれ、という要望ですね。この要望、時と場合によってはお客様の意に反せなければならない時もありましたねえ。

 

最も困るのは、無理な車線変更を強要したり、あからさまなスピード超過を求めてくるお客様です。いくらタクシーの仕事がお客様最優先とはいえ、交通法規を違反してしまったら、反則切符を切られるのはこちらです。罰則金も痛いですが、もっと痛いのは点数。6点になってしまったら業務ができなくなりますからね。

 

このあたりの加減をどうするか。この判断を誤ってしまう人は、タクシー業務は難しいかも分かりません。

接客業だという自覚がある


タクシー運転手の仕事は、ただ単にお客様をお乗せして、目的地に到着したら料金を頂いて次のお客様を探す、の繰り返しであることに間違いはありませんが、お客様と同乗している時間帯は、密室において完全なる個室状態になってしまいます。

 

最近はあまり聞きませんが、タクシーの台数が足りなかった時代は運転手側がかなり強気になっていて、「嫌なら乗るな」といった意識が当たり前のような時代もありました。

 

また、目的地がワンメーター(最短の営業キロ数で約2キロ圏内の事)だったりしたら、乗車拒否するような事態もままあったのです。

 

勿論、現在では法規制が整い、そのような事態はありません。ということは、今までいかにお客様に嫌な思いをさせてきていたか、という事になりますね。

 

今の時代、タクシー運転手だからといって、特別扱いは一切、ありません。逆に素行や言動の悪い運転手はお客様からクレームが入ります。クレームや苦情を受けた運転手は、即、乗車禁止。程度に応じた研修に回されます。研修中は基本給のみの給与計算なので車を走らせてお金を稼ぐという事は一切できません。

 

自分で自分の首を絞める行為になるという訳ですね。今どきのタクシー運転手。最低限の言葉遣いや気配り、配慮ができなければクレームがひっきりなしにやってきて、まともな業務に就けなくなる可能性もあるということです。

 

ただ、私が所属していた会社が特別、お客様に対する反応が過敏だったのかも分かりません。他の会社はもっと緩いのかもしれません。

 

しかし、私はお客様対応の緩い会社での勤務は嫌でした。そういった意味では、あの会社に1年間、在籍していたのは、後から考えても非常に良かったとは思っています。

報告・連絡に偽りがない


タクシー会社に勤務する運転手は虚偽の報告を会社にしてはいけません。虚偽の報告とは事故や違反についての事です

 

違反や事故は当然ながら、運転手が責任を負います。例え軽微なボディの接触による傷、へこみであっても速やかに会社に報告しなければなりません。でないと、後日、その事態が明らかになると処罰の重さが大きくなってしまうからです。

 

運転手は自らの手によって、自らを守らねばなりません。運行中のあなたの勤務ぶりを上司は見る事が出来ません。よって、誰もあなたの事を助けられないのです。

 

でも、本当の事を正直に報告さえすれば、最低限の罰則で済みます。それおも嫌がって事実を隠してしまうと、後でとんでもない罰則が舞い込んでくるかも分からない、という世界なのです。

 

如何だったでしょうか?今回はタクシー運転手に向く人について書いて参りました。次回は、逆にタクシー運転手に向かない系の人を書いていきたいと思います。

 

タクシー運転手に向かない人の特徴

 

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